金を パーッ と 使い て〜〜〜〜
こんにちは。deineiです。
twitterを数日前?1週間前くらい?にやめました。
しばらく前からtwitterを見ると負の感情ばかりが芽生えるようになってしまって、精神衛生上よくないなとずっと見ないようにしてたんですが、たまに覗いてみるとやっぱりダメで、そろそろtwitterとおさらばする時なのかなと。
で、アカウント削除しました。
コスメはまだ好きだし、最新情報を手軽に入手できる(勝手に流れてくる)twitterは本当に便利なんだけど、まあ最新情報なくてもコスメは愛でれるか〜〜ワハハ
それでtwitterをやめた次の日かその次の日くらいにガパオライスのレシピを調べていてあるブログにたどり着いて、そのブログはいろんなレシピを載せたり日常生活の日記を載せたりしてるブログなんですけど、それを見るのがすごく楽しくて、あ、そういえば私中学生の時ブログ見るのがやたら好きだったな〜あの、アフィリエイトブログとかじゃなくて、なんか知らない人の素朴な日記読むのって、めっちゃ奇妙で楽しいんだよなと思ったところでこのブログの存在を思い出しました。
硬水の記事だけ載せてずっと更新止まってましたが笑、ブログ再開しようと思います。
コスメ・メイクの話とか、日記とかごちゃまぜでなんかもうゆるゆるで、あんまり制限なしにテキトーにやっていこうと思います。
twitterはある程度想定できる誰かに見られてる感があるけど、ブログってインターネットの海に瓶に入れた手紙をぽいっと投げるようなどこにたどり着くかわからない感ありますよね
誰が見るのかわからないけど、誰も見ないかもしれないけど、私は読まれるかもわからない瓶を投げるのとか好きなので、テキトーにやっていこうと思います。
いやーしかしtwitterやめたらめっちゃスッキリしたわ!
ではまた
硬水地域でのスキンケア-肌荒れの原因とその対策②-
こんにちは。dei.neiです。
前回の記事では硬水による肌荒れの原因と4つの対策、
- 硬水をろ過し軟水化するシャワーヘッドやろ過フィルター、浄水器を使用する
- 石鹸カスの生成原因となる洗浄成分を避ける
- 洗顔後に軟水ミストを使用する
- 硬水で洗顔することを避け、拭き取りクレンジングを使用する
のうち1,2について書きました。
今回はその続きということで3つ目の対策「洗顔後に軟水ミストを使用する」からご紹介したいと思います。
③洗顔後に軟水ミストを使用する
前回の記事で洗顔料の選び方について、飽和脂肪酸ナトリウムを避けること、また強すぎる洗浄力を避けることを書きました。しかし飽和脂肪酸ナトリウムを避け、石鹸カスの生成を抑えたとしても硬水による肌荒れの原因②石灰の肌への付着問題が残っています。
そこで登場するのが軟水ミストです。AveneのTHERMAL SPRING WATER SPRAYは日本でもよく見かけますね。
こちらは全世界で比較的手に入れやすい商品です。他にもラロッシュポゼなど各社同様のスプレーを販売していますので、お好きなものを選んでいただければ良いかと思います。
これらは軟水のスプレーになりますので洗顔後に顔にたっぷり吹きかけ、優しく洗顔後の顔を吹くような要領でタオルで顔を拭きます。そのようにして石灰の肌への付着を少しでも防ごうという方法です。また、スーパーで購入できる軟水の飲み水をスプレー容器に写して使っても可能です。硬水地域のスキンケアで主流な拭き取りクレンジングを使う際はメイクを落とすために何度も肌をこすらないといけないため摩擦が気になりますが、この方法は優しく水分を拭き取るだけなので摩擦面では比較的肌に優しいと考えられます。
④硬水で洗顔をせず、拭き取りクレンジングを使う
最後に、硬水で顔を洗うのを止める方法です。硬水地域ではこちらが一番主流となっているようで、薬局、ドラッグストア、スーパーなど至る場所ですぐに拭き取りクレンジングを見つけることができます。BIODERMA等が有名です。
こちらの使用方法はコットンにクレンジングウォーターをつけ、メイクを拭き取り、拭き取り後はそのまま洗顔をせずにクリーム等の保湿剤を塗るといった形になります。
どうしても硬水が肌に合わない、石鹸カスの生成を防いでも、石灰を軟水で軽く拭き取ってもどうしても肌が荒れてしまう、という方はこちらの方法にシフトすることをおすすめします。
ただ、前述したように摩擦による肌の乾燥や角質の落としすぎによる肌荒れが起こる可能性もありますのでご注意ください。商品を選ぶ際はなるべく敏感肌向けとされているものを選ぶことをおすすめいたします。
まとめ
以上、前回と合わせて4つの対策をご紹介いたしましたが一番大切なのはご自身にあったスキンケア方法を選ぶことです。スキンケアの肌への影響には個人差がございます。
例えば、私は石鹸カスを生成する洗顔料を使っても肌は荒れません。ですが、ラウリル硫酸などの洗浄成分の入った洗顔料を使用すると肌が荒れます。この逆で、石鹸カスで肌が荒れるけれどもラウリル硫酸は大丈夫、という方もいらっしゃると思います。
そのため、自分の肌荒れは何によって引き起こされているのか、硬水地域に来てから肌荒れがひどくなったという方は以下の三つからまずは原因を探ってみてください。
①石鹸カスによるものか
②石灰の肌への付着によるものか
③洗浄成分の強さによるものか
何を変えると肌荒れが収まるのかというのを試しながらご自身に最適なスキンケアを見つけていただければと思います。
まあでも一番手っ取り早いのはシャワーヘッドを変えたり浄水器をつけたりすることなんですけどね笑
それ以外の方法を試してみたい方は四つの対策のうち②〜④を試して自分に合うスキンケアを探してみてください。またそれに合わせて乾燥対策で日本にいた時より一段階上の保湿剤を選ぶのもお忘れなく!保湿めちゃくちゃ大事です!
(詳しくは下の記事で)
ご意見・ご指摘等ございましたらコメント欄・twitter(@monon73)までよろしくお願い致します。
dei.nei
硬水地域でのスキンケア-肌荒れの原因とその対策①-
こんにちは。dei.neiです。
前回、硬水・乾燥地域でのスキンケアにおすすめの保湿剤をご紹介しました。
前回の記事では私の肌がバグっているため実体験による言及はできないということがあり、硬水による肌荒れの原因や洗浄成分に関する部分は削除しました。
色々勘違いした結果石鹸系洗顔料(硬水地域で避けるべき洗浄成分NO.1)を普通にずっと使っていたんですが全く肌トラブルがないんですよ。なんならむしろツルッツルのペッカペカになったくらいなんですよ。
ですが、個人的にずっと原因を調べておりまして、それをやっと整理し納得がいく形でまとめられたので、客観的な資料を引用しながら今回・次回の二回に分けてご紹介したいと思います。
※注)私の実体験が示すようにスキンケアでは理論に当てはまらない個人的な合う・合わないもございます。あらかじめご了承くださいませ。
<硬水・軟水の違い>
そもそも、硬水・軟水とは何なのでしょうか。その違いについて先に整理しておきます。
硬水と軟水の違いを簡単に言うと「硬度」の違いなのですが、その硬度とはカルシウムとマグネシウムの含有量を指します。
アルカリ土類金属であるカルシウムとマグネシウムの塩類を多く含む水を硬水、少ない水を軟水といい、その度合はカルシウム塩、マグネシウム塩の含量で表されます。*1
日本では軟水・硬水の境を一般的に硬度100mg/Lで分けることが多いのですが、WHOの規定は以下のようになっています。
軟水 |
中硬水(中程度の軟水) |
硬水 |
非常な硬水 |
0~60mg/L |
60以上~120mg/L |
120以上~180mg/L |
180mg/L以上 |
日本の水は沖縄など一部地域を除き軟水~中硬水に分類されるものが殆どですが、ヨーロッパや北米などは硬水~非常な硬水に分類されることが多いです。
<硬水による肌荒れの原因>
では何故この硬水で肌荒れが起きるのでしょうか?
①せっけんと硬水中のミネラルの反応により生成される石鹸カス
大きな原因のひとつは硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムとシャンプーや洗顔料に含まれる洗浄成分とが反応して作られる「石鹸カス」だと言われています。
軟水では泡立ちの良い石けんも、硬水ではカルシウムやマグネシウムと反応して「石けんカス」に変化し、洗浄力も低下します。洗い流されずに残った石けんカスは肌荒れの原因になることもあり、それを取り除こうとゴシゴシ洗い過ぎると、皮膚のバリアを傷つけるので「乾燥肌」の誘因を引き起こすこともあります。*3
硬水中のカルシウムやマグネシウムがクレンジングや洗顔に含まれる洗浄成分に反応し、石鹸カス(金属石鹸)が発生します。
2RCOONa + Ca2+→(RCOO)2Ca + 2Na+
2RCOONa + Mg2+→(RCOO)2Ca + 2Na+
※(RCOO)2Ca / (RCOO)2Caが石鹸カス、2RCOONaが高級脂肪酸ナトリウム塩、つまりせっけんです。
この金属石鹸は"石鹸"といっても洗浄力はなく、肌に残る汚れとなり肌荒れを引き起こすといった仕組みです。
そのため、硬水地域ではせっけんを主成分とした洗顔料はほぼ見受けられません(稀に見ることもありますが)。しかし、日本で販売されている洗顔料にはこのせっけん(飽和脂肪酸)を使った商品が多くあります。そこで、硬水地域への移住や旅行をした際に日本から持ってきた洗顔料を使うことによって石鹸カスが発生し、肌荒れに繋がるということが考えられます。
②石灰が肌に付着することによる肌荒れ
また、二つ目の大きな原因として生石灰とも呼ばれる硬水中のカルシウム(酸化カルシウム:CaO)の肌への付着があると指摘されています。*4*5
軟水にも酸化カルシウムは含まれていますが、軟水と比べて硬水はこの含有量が多いために肌への影響が出てくると言うわけです。しかし肌への影響は個人差があるため硬水地域に移住した方の中には稀に、全く気にならないという方もいるようです。
<硬水による肌トラブルの対策>
では、これらの原因によって引き起こされる肌トラブルにどう対策を打っていけば良いのでしょうか。今回は以下の4点をご紹介します。
- 硬水をろ過し軟水化するシャワーヘッドやろ過フィルター、浄水器を使用する
- 石鹸カスの生成原因となる洗浄成分を避ける
- 洗顔後に軟水ミストを使用する
- 硬水で洗顔することを避け、拭き取りクレンジングを使用する
※ 繰り返しになりますがスキンケアによる肌への影響には個人差がございますので、あくまで参考程度にとどめていただき、ご自身に最も合った方法をお探しいただければと思います。
①硬水をろ過するシャワーヘッド・ろ過フィルター・浄水器等を使用
まず一番はじめに出てくる対策としてはやはり根本の改善、家の硬水を軟水化する、といったものになります。
硬水を軟水化するためのシャワーヘッドやシャワーヘッドとの間に取り付けるろ過フィルター、また水道の蛇口に取り付ける浄水器等が販売されています。 シャワーヘッドはお値段が張るものも多いですが、間に取り付けるろ過フィルターは比較的お手頃なお値段で入手することができます。以下はそれらの一部例になります。
以下の製品は日本で買えるものですが、硬水地域ではこのような商品が販売されていることが多いです。実際に私も近所のホームセンターでシャワーヘッドを見かけます(購入を悩んでいるうちに滞在期間の折り返し地点まで来てしまいました)。
バス用品・水回り品の取り扱いがあるホームセンターでは基本取り扱っていると思いますので、もしシャワーヘッドの交換等がしたい場合は一度問い合わせてみることをおすすめします。
②石鹸カスの生成原因となる洗浄成分を避けたクレンジング・洗顔料を使用
前述したように、石鹸カス(金属石鹸)はせっけんとマグネシウム・カルシウムが反応することにより発生します。 この石鹸カスの発生を避けるためには、シャワーヘッドの取り替えや浄水器の取り付けを行わない限りは脂肪酸ナトリウムが主な洗浄成分となっている洗顔料を避けるべきだと考えられます。
日本から洗顔料を持ってきた場合、せっけんを主な成分とする洗顔料(ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸などを含むもの)である場合が多いため、肌荒れを感じる場合は一旦使用を控えてみてください。
※飽和脂肪酸の中でも、ラウリン酸やオレイン酸は耐硬水性が高いと言われています。
また、現地で洗顔料を調達する場合も成分に関して注意が必要です。硬水地域ではせっけんを主な成分とする洗顔料は稀にしか販売されていませんが、その代わりに耐硬水性の高い石油系界面活性等が主に使われている商品が多く販売されています。代表的な成分にはラウレス硫酸ナトリウム・ラウリル硫酸ナトリウムなどがありますが、それらは石鹸カスこそ発生させないとはいえ、洗浄成分が強力なため乾燥肌を引き起こす原因となります。特に気候が乾燥する地域ではこれらを主な洗浄成分とする洗顔料を使用することでより乾燥肌へと肌状態が悪化していく可能性があります。
では、どのようなクレンジング・洗顔料を選べば良いのでしょうか。条件としては①せっけんを主な洗浄成分としない、②ラウリル硫酸Naなど耐硬水性は高いが皮膚に刺激の強い成分を主な洗浄成分としないを満たすことになります。
そこで、主な洗浄成分として植物オイル・アミノ酸系洗浄成分などを使用するクレンジング・洗顔料を選んでいく形になります。これらは日本では比較的容易に探すことができるのですが、硬水地域ではそもそも水を使った洗顔を避け、主流は拭き取りクレンジングなので日本
よりも見つけることが難しくなります。そんな中、私がヨーロッパで見つけたもの・また日本で買えるものの一部例を以下に載せておきます。
(※良い商品を見つけ次第随時追加いたします)
ヨーロッパで買えるおすすめクレンジング:
CAUDALIE Make-Up Removing Cleansing Oil
主な洗浄成分:サンフラワーシードオイル、ポリグリセリンオレイン酸等
植物油を主な洗浄成分とするクレンジングオイルではこちらが非常におすすめです。
https://us.caudalie.com/make-up-removing-cleansing-oil.html
CAUDALIE GENTLE CLEANSING MILK
主な洗浄成分:イソノナン酸セテアリル
メイクが軽い方はこちらのジェントルミルククレンジングもおすすめです。
https://us.caudalie.com/face/products/cleansers/gentle-cleansing-milk.html
Avene GENTLE MILK CLEANSER
主な洗浄成分:ミネラルオイル
https://www.avene.co.uk/face/products-for-daily-use/face-essentials/gentle-milk-cleanser
日本で買っていけるおすすめクレンジング:
THREE バランシングクレンジングオイル
植物油を中心としたクレンジングオイルです。しっとりとした洗い上がりなので特に硬水+乾燥地域にはおすすめです。
主な洗浄成分:ブドウ種子油等
シュウウエムラ アルティム8∞スプリム ビューティークレンジングオイル
日本でも大変人気の商品です。植物油+エステルを主な洗浄成分としています。
THREEと比べると脱脂性は強まりますが、がっつりメイクをしっかり落としたい際にはおすすめかと思います。
主な洗浄成分:トウモロコシ胚芽油、パルミチン酸エチルヘキシル等
ヨーロッパで買えるおすすめ洗顔料:
Avene CLEANSING FOAM
非常に優しい洗浄成分の泡出てくるフェイスウォッシュです。私も実際使っていましたが、洗浄力はかなり優しめなので物足りないと思う方もいらっしゃるかもしれません。
主な洗浄成分:ココアンホ酢酸、ココイルグルタミン酸2Na
https://www.avene.co.uk/cleansing-foam
CAUDALIE INSTANT FOAMING CLEANSER
こちらもAveneのフォームクレンジングと同じく洗浄力はかなり優しめになります。お化粧をした際はクレンジングでメイクをしっかり落とすことが必要になります。
主な洗浄成分:ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、(カプリリル/カプリル)グルコシド、コカミドプロピルベタイン等
https://us.caudalie.com/face/products/cleansers/instant-foaming-cleanser.html
BIOショップで買える植物油脂の石鹸
「石鹸」と名前がついていると一瞬身構えてしまいますが、石鹸素地ではなく植物油で構成されているものなら大丈夫です。
ヨーロッパではBIOショップで簡単に探すことができるようです。
また見つけし次第別記事でご紹介したいと思います。
日本で買っていけるおすすめ洗顔料:
F organics モイスチャーフォーミングウォッシュ
F organics(エッフェオーガニック) モイスチャーフォーミングウォッシュ 150mL
- 出版社/メーカー: マッシュビューティーラボ
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
- この商品を含むブログを見る
ラウリン酸、アミノ酸系洗浄剤をベースとした泡で出てくる洗顔フォームです。
主な洗浄成分:ラウリン酸ポリグリセリル‐10、ココイルグルタミン酸2Na
アレッポの石鹸
シリアで作られている商品になります。(ヨーロッパ・日本どちらに入れるか迷いましたが日本でも購入することが可能なため日本に入れておきました)
主な洗浄成分:オリーブオイル、ローレルオイル
MINON フェイシャルウォッシュ
ラウリン酸・ステアリン酸も使用していますが配合比率が低いので他の洗顔料と比べると問題がない方だと思われます。
主な洗浄成分:ミリストイルグルタミン酸K
以上がおすすめのクレンジング・洗顔料になります。
洗顔料に関しては特に程よいものを見つけるのが難しく、より良いものを見つけし次第随時更新いたします。
次回に続きます
少し長くなって来てしまいましたので対策③洗顔後に軟水ミストを使用する、からの続きを次回の記事に分けてご紹介したいと思います。
ご意見・ご指摘等ございましたらコメント欄・twitter(@monon73)までよろしくお願い致します。
dei.nei
*1:「上水試験方法・解説編, 2001年版」, pp.210(日本水道協会,2001)
*2:WHO/HSE/WSH/10.01/10/Rev/1 Hardness in Drinking-water.
Background document for development of WHO Guidelines for Drinking-water Quality. pp.1(WHO, 2011)
http://www.who.int/water_sanitation_health/dwq/chemicals/hardness.pdf
*3:馬場恒春『ヨーロッパの硬水』http://www.eu-jp-doctors.org/resources/Eurowater.pdf 欧州日本人医師会
*4:CaO MSDS https://hazard.com//msds/mf/baker/baker/files/c0462.htm
*5:公益財団法人日本中毒情報センター 保健師・薬剤師・看護師向け中毒情報【生石灰(酸化カルシウム)】ver. 1.00 http://www.j-poison-ic.or.jp/ippan/M70145.pdf
硬水+乾燥地域でのスキンケア -おすすめクリーム等-
こんにちは。dei.nei (twitter:@monon73) です。
ブログを始めました。というわけでせっかくヨーロッパに住んでいるのだから一発目にそれらしいことを書こう、と硬水地域でのスキンケアについて書こうと思ったんですが、ここで問題が一つ。
私の肌、何かがおかしい。
色々勘違いした結果硬水地域で避けるべき洗浄成分NO.1の洗顔料を普通にずっと使っていたんですが全く肌トラブルがないんですよ。なんならむしろツルッツルのペッカペカになったくらいなんですよ。
バグってる
ということが判明し、肌がバグった民からみる硬水地域でのスキンケアについて、経験談が全く参考にならない民ができる限り客観的な資料を集めた結果をシェアしようと文献引用を含めて4000字を超える記事を実は既に書いていたんです、
が、
だめだろ、そんなバグってる人が無責任にそんなことしちゃダメだろ、と我に返ったのでせめて、せめて硬水+乾燥地域オススメの保湿剤を紹介させてください。
(洗浄剤についてバグっているだけなので対保湿剤では普通の肌だと思われます)
※と言いながらもやはり後日該当記事を公開いたしました。可能な限り客観的な検証を行なっていますのでご参考にしていただければ幸いです。
硬水+乾燥地域にお住まいの方・移住予定の方だけでなくご旅行で訪れる予定の方にも少しでもご参考になれば幸いです。
※注)スキンケアの合う・合わないには個人差がございます。あらかじめご了承くださいませ。
①日本より一段階保湿力の高い保湿剤を
まず前提として、硬水の影響で肌が乾燥します。そこに追い討ちをかけるように空気も乾燥しています。乾燥のダブルコンボです。
というわけで、日本にいた時・日本で使っている保湿剤より一段階保湿力の高い保湿剤を選ぶことを強くおすすめいたします。そんなの当たり前ってか。確かにな!
実際に私も日本にいた時はクリームを使うと決まってニキビが大量発生していましたがこちらに来てからクリームを使わないと物足りなくなりクリームを使ってもニキビができなくなりました。
リッチにいきましょう。乾燥を過信して大丈夫です。
②化粧水は諦めろ
海外では化粧水がない地域も多いかと思います。私が住んでいるところ(ヨーロッパ)では化粧水は拭き取り化粧水しか見たことがありません。
スキンケアの主流は拭き取りクレンジング+クリーム、はい完了!だそうです。
というわけで保湿剤はクリームばかり売っています。そこに化粧水はありません。
物は試しということで、私も実際にクリームのみで済ますスキンケアも試してはみたのですが、やはり少し物足りないなと感じたので私はブースターもしくは温泉水のミストをクリームの前に化粧水代わりに使うようにしています。
これは使用した方が肌のキメが整うなと実感しております。
③現地で買えるおすすめ商品
実際私が現地の薬局で購入し使用しているものは以下になります。色々試した結果、今はこれに落ち着き非常に満足しています。
(※私はほぼ普通肌ですがニキビができやすい肌質です)
1.NUXE Concentré préparateur énergisant Crème
このブースターは肌のキメを整えてくれるのでとても好きです。
ただ、エタノールが入っており塗った直後の乾燥が気になる方は気になるかと思いますので敏感肌の方は注意が必要かもしれません。
ちなみにこのブースターだけで寝てしまった翌日は肌が荒れます。クリーム必須です(そのためのものです)。
ブースター無しでクリームよりも、このブースターを使った方が明らかにキメが整い肌がふっくらします。香りも素晴らしいので癒されたい時にすごくおすすめです。
2.Avene THERMAL SPRING WATER SPRAY
基本的にはNUXEのブースターを毎日使用していますが、たまにバシャバシャ水を浴びたい気分になった時だけアベンヌのミストを使用します。
アベンヌのミストはミニサイズがフライトの機内持ち込みにすごく最適です。乾燥を感じたら常にシューっとして上から軽くクリームを塗っています。
「化粧水代わり」という意味ではこのミストのようなものが一番使いやすいと思います。各ブランドからも出ているので比べてみるのも良いかもしれません。あんまり違いなさそうだけど
また、このミストは軟水なので硬水による肌荒れ対策として洗顔後顔にたっぷり吹きかけ優しく拭き取るといった方法にも使えます。これは特にヨーロッパにお住まいでしたら1本持っていて損はないです。お風呂上がりの保湿にも。
https://www.avene.co.jp/products/avenewater/
2.Avene RICH COMPENSATING CREAM
(※写真は取るのが面倒だったので割愛)
クリームをこれに変えてからニキビができにくくなりました。
私はrichを使っていますが、ベタつかずニキビもできず乾燥もせず、非常に安心感があり気に入っています。乾燥肌の方にはextrarichをおすすめします。
あとこれは硬さが絶妙、程よくて、すごく伸ばしやすいかつマッサージもしやすいんです。毎日これを塗ったついでに顔のマッサージをしています。
https://www.avene.co.uk/face/products-for-daily-use/face-essentials/rich-compensating-cream
3.La Rcohe-Posay CICAPLAST BAUME B5 SOOTHING REPAIRING BALM
これは皆さん大好きシカプラスト 。
毛穴撲滅、お肌プリプリシカバーム。
いわゆる再生クリームです。aveneのクリームの後にニキビ跡等気になる箇所だけ使用するという日と、ブースターの後にaveneのクリームの代わりに全顔に使用する日とがありますが、全顔に塗った日の翌日のお肌のぷりっぷりさと言ったらもう……
これは日本では成分の関係でなのか取り扱われていないようなので、取り扱いのある国に訪れた際にはぜひお試しいただきたいです。
お値段も非常にお手頃なのでご友人へのお土産にも良いかもしれません。(顔の皮膚に合わなかった場合は身体の傷跡等にも使えます)
https://www.laroche-posay.co.uk/body/product-type/wound-repair/cicaplast-baume-b5
以上が硬水+乾燥地域おすすめのスキンケア(保湿剤)なのですが、
最後に、せっかくなので洗顔料についてまとめた記事の最後のまとめだけおまけで放り投げといても良いですか……
硬水地域クレンジング・洗顔料まとめ
・硬水による肌荒れは石鹸カス(金属石鹸)が主な原因
・日本から持ち込んだ洗浄成分がせっけんの洗顔は石鹸カス(金属石鹸)を発生させるので使用を控える
・現地で調達できる合成界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸ナトリウム等)が主な洗浄成分のクレンジング・洗顔料は耐硬水性は高いが洗浄力も強力なため乾燥肌を引き起こしやすい
・硬水地域でクレンジング・洗顔料を選ぶ際は植物性アミノ酸またはノニオン界面活性剤が主な洗浄成分となっているものを選ぶ
・拭き取りクレンジングは試してみる価値はありだが摩擦には注意
しかしお忘れなきように、洗浄成分に関しては
私の肌、バグってます。石鹸を使い続けているのに全く問題ないです。
そんなこともあります。
髪はなんとかバグっていないのでまた今度気が向いたら硬水地域のヘアケアについて書きたいと思います。では。
dei.nei